滋賀選挙区は固辞!! 後援会の説得や県議補選対策で忙殺
◇全県
与党の民主党、野党の自民党の二大政党に対し、第三の極として注目を集めているのが「みんなの党」(渡辺喜美代表)。七月十一日投開票の予定の参院選に、県議(無所属、二期)の蔦田恵子氏(48)が「みんなの党」の比例公認候補として立候補する公算が高まっている。蔦田氏は本紙取材に対し「後援会の説得や、私の出馬による大津市の県議補選対策など、まだまだクリアしなければならない課題が残されている」と話しながらも、出馬の意志は固い。【石川政実】
七月の参院選滋賀選挙区(改選一)には、民主党から現職の林久美子氏(37)、自民党から新人で公認会計士の武村展英氏(38)、共産党から新人で党県委員会書記長新人の川内卓氏(54)が出馬の予定だ。
この中に割って入ろうと、みんなの党が、滋賀選挙区で白羽の矢を立てたのは、蔦田氏だった。
同氏は、平成元年から十四年間、アナウンサーとしてびわ湖放送でニュース番組や政治、経済、環境、女性問題などをテーマとした特別番組などを担当し、全県的な知名度を誇っているからだ。
しかし蔦田氏は、滋賀選挙区から立候補することには慎重だった。それでも、渡辺代表は、再三にわたり出馬の要請を行った。
このような中で、蔦田氏は、「比例なら」と態度を軟化させていく。
現在、みんなの党の比例の公認内定候補は、江口克彦氏など十四人だが、最終的に比例は二十人程度になるとみられる。また選挙区は現在、十六人の立候補予定者が決まっている。
同党の比例予定候補者の顔ぶれには、飛びぬけた有名人がいないだけに、それぞれが地域でどれだけ票を集められるかで当落が決まる。当然、当選ラインが低くなるのは必至で、二十人のだんごレースが予想されている。
蔦田氏は「現在、比例に出るために、後援会の説得を続けている最中だ。私が立候補した場合、県議の補選(大津市選挙区)が行われるが、(みんなの党から)後継者をつくろうと人選を急いでいる。また比例では、いかに党名でなく『蔦田』と書いてもらえるかがポイントだけに、その対応に、頭を悩ませている」とXデーの準備に余念がない。なお記者発表については、蔦田氏は渡辺代表と日程調整に入った模様である。
蔦田氏のプロフィール
甲南女子大学文学部国文科卒業。二十三歳からアナウンサー。平成十五年春、滋賀県議会議員に初当選。平成十九年春、滋賀県議会議員再当選。厚生・産業常任委員会委員長、総務・政策常任委員会委員長などを歴任。趣味は、神社仏閣めぐり 。座右の銘は「謙虚に、誠実に、力強く」。







