自民「最大の裏切り」 公明「問題隠し」共産「国民の怒りに抱囲」 社民「潔い」
◇全県
鳩山由紀夫首相の突然の辞任を受け、民主党滋賀県連の出原逸三幹事長は二日、記者会見を行い、「極めて残念。国民の声を考えてやむを得ない判断だったのだろう」と落胆しながらも、「これで決断されたので、(民主党議員は)一枚岩の結束ができたと思う」と表情を引き締めた。
また、参院選の指揮をとってきた小沢一郎幹事長も辞任することになり、県内の選挙体制への影響については「多少考えられるが、非常に厳しい選挙なので、さらにしっかりとした活動をしていかなければならない」と見通しを語った。
さらに「今までは普天間基地問題、政治とカネで(政権が)やってきたことが全部かぶされてきた。これからは鳩山政権がやってきたことをしっかり訴え、新しい体制でも明確なビジョンを訴えたい」と声を強くした。
なお、県内の各党のコメントは次の通り。
上野幸夫・自民党県連幹事長「鳩山さんが野党時代に、自民党が次々と首相の首をすげ替えると批判していたが、いま自民党がこの言葉をそっくり民主党に返したい。また、国政の最大の課題は、防衛問題であり、米軍普天間飛行場問題だ。名護市辺野古に移設する方針を打ち出したばかりなのに、政権を放り出すのは、世界や国民に対して最大の裏切りだ」。
梅村正・公明党滋賀県本部代表「政治とカネの問題では、小沢幹事長と一緒に辞めることで党内をクリーンにすると言っていたが、辞任する前に国民に説明責任を果たさなかったことの方が問題だ。その意味で、根本的な問題隠しの首相の辞任だ。普天間の問題も、沖縄県民の合意もなく、内閣の合意もない中で、今後、どうするのかを示さずに辞任するのはあまりに無責任であり、国民の政治への信頼を損なうものである」。
奥谷和美・共産党滋賀県委員会委員長「今回の辞任表明は、国民の期待、公約を裏切った鳩山首相と民主党が、国民の怒りに抱囲された結果だ。民主党は鳩山首相が辞めればすむ問題と思っているが、これは民主党そのものが問われている。根本は、アメリカ、財界、大企業にモノが言えない民主党では政治は変わらない」。
小坂淑子・社民党県連代表「鳩山首相のこの時期の辞任表明は潔いものであると受け止める。政権交代以来、政治と金の問題が国民の不信を増大させ、そのフィルターを通してすべてのことが語られる状況が続いた。普天間基地の問題で福島瑞穂党首を罷免することにより、社民党は政権離脱という事態になったが、『命を大切にする政治』『生活再建』を標榜して合意した政策実現には責任を果す義務がある」。







