民主県連、ほっと安どの表情「首のすげ替え」と野党反発
◇全県
四日の民主党代表選で菅直人・副総理兼財務相が新代表に選ばれた後、同日午後の衆参両院本会議で首相指名選挙が行われ、菅氏が第九十四代首相に指名された。七月の参院選を控えて、県内の各政党もさまざまな反応を示した。
鳩山由紀夫首相辞任で衝撃を受けた民主党県連の出原逸三・幹事長は「鳩山氏が掲げた地域主権、政治主導を、菅新首相は踏襲してくれるはずだ。菅氏は、厚生大臣時代に薬害エイズ問題で被害者に理解を示すなど、国民の痛みがわかる人」と安どの表情だった。
上野幸夫・自民党県連幹事長は「民主党代表選では、菅氏と樽床伸二氏が立候補したが、普天間基地問題や郵政法案など、肝心のことはほとんど語らずじまいだった。このようなどドタバタ劇の中で国民の生活や未来が決まることに疑念を感じる」と切り捨てた。
梅村正・公明党県本部代表は「“政治とカネ”の問題では、鳩山氏や小沢一郎氏が国民に何の説明もしないまま辞めたことで、国民の政治への不信感はますます深まった。公明党は、国民の生活を守るという原点に立って参院選を戦う」と声を強めた。
奥谷和美・共産党県委員会委員長は「鳩山氏が首相を辞めたのは、国民の怒りに追い詰められた結果にすぎない。菅氏は、鳩山政権の副総理として一心同体でやってきただけに、政治はなにも変わらない。首のすげ替えで国民をだまそうとするものだ」と厳しく批判。
小坂淑子・社民党県連代表は「菅氏は市民運動から出てきた人だけに大歓迎だ。また同氏は、年金問題のミスや女性スキャンダルなどいろんな挫折を経験して清濁併せのむだけに、鳩山氏のようなひ弱な世襲議員でなく、まさに庶民の政治家」と期待を寄せた。







