90年比で2・6%減
◇全県
県は、県地球温暖化対策推進計画(改定版)に基づき、二〇〇七年度の県域からの温室効果ガス排出実態を取りまとめ、公表した。
内容は次の通り。
【温室効果ガス排出量の経年推移】
滋賀県域における温室効果ガス総排出量は、一、三〇七万トン(二酸化炭素換算)であり、一九九〇年比二・六%減(三五万トン減)、二〇〇六年比五・五%増(六八万トン増)となっている。その内訳は、二酸化炭素が九五・四%と大半を占めている。
二〇〇六年比で増加したガスのうち二酸化炭素が、全体増加量の八八%(二酸化炭素換算で比較)を占めている。
二酸化炭素排出量に占める割合が大きい排出源は、産業部門のうちの製造業で全体の四六・六%で、続いて自動車二一・一%、家庭一五・六%、業務一〇・八%の順となっている。
【部門別の二酸化炭素排出状況の特徴】
(1)産業部門
製造業において、二酸化炭素排出量が前年の二〇〇六年比で六・二%増加に対して、エネルギー消費量は同年比で一・二%増加となっている。この結果は、二酸化炭素排出量増加の要因として、エネルギー消費量の増加に加えて、電力の二酸化炭素排出係数が同年に比べて高くなったことが影響していると考えられる。
(2)家庭部門
二酸化炭素排出量は、経年的に増加傾向であり、一九九〇年から二〇〇七年までの増加率を見ると滋賀県は五四・二%の増加となっており、全国(四一・二%)と比較しても大きく伸びている。この結果は、滋賀県の人口の増加や単独世帯数の増加が影響していると考えられる。
(3)運輸部門
運輸部門からの二酸化炭素排出量の九割以上が自動車によるもので、二〇〇七年の二酸化炭素排出量は二〇〇六年比で三・一%増加に対して、エネルギー消費量は、三・二%増加となっており、エネルギー消費量の増加が二酸化炭素排出量増加の要因と考えられる。
車種別ではトラック(営業用)、乗用車(自家用)、軽自動車(乗用車)で大きく増加しているが、これらの車種の一キロメートル当たり燃料消費量は、二〇〇六年と二〇〇七年で同じ値となっている一方で、県内走行量がいずれも増加していることから、エネルギー消費量増加の要因は、県内走行量の増加が影響していると考えられる。






