件数減・死者増
◇東近江
今年上半期に東近江地域で起きた火災の発生原因は、昨年に続いて「放火」と「放火の疑い」を合わせた故意犯によるものが最多だった。
東近江行政組合消防本部がまとめた「平成二十二年上半期の火災統計」で明らかになった。
それによると、火災発生件数は、三十三件で前年同期より五件減少した。空き地の雑草などが燃え広がる火災は減ったが、五月に建物と車両など合わせて十三件も集中発生した。
火災の種別は、建物二十二件(前年同期二十四件)、車両五件(同五件)、林野一件(同〇件)その他五件(同九件)となっている。
市町別の発生件数では、東近江市十五件(同二十件)、近江八幡市十二件(同八件)、日野町三件(同七件)、竜王町一件(同二件)で、このほか名神で二件発生した。
焼損棟数は、火元は二十二棟でうち全焼六棟、半焼二棟、部分焼五棟、ぼや九棟、類焼では全焼と半焼がそれぞれ一棟、部分焼五棟、ぼや四棟だった。火災による負傷者は十三人減少したが、死者は前年同期より一人増の三人になった。
発生原因は、「放火」に「放火の疑い」を含めると九件となり最多。次いで、「こんろ」四件、「火遊び」三件、「配線器具」二件の順となっている。このほか、排気管や灯火などもあった。「たばこ」はなかった。
火災の発生時間帯は、午後一時台が最も多く五件、次いで午後九時台の四件、午後二時台と午前一時台のそれぞれ三件の順で、深夜から明け方(〇時~七時)には十一件が集中発生している。
曜日別では、「日曜日」が最も多く九件、次いで「木曜日」六件、「月曜日」と「火曜日」がそれぞれ五件、金曜日四件、土曜日三件、水曜日一件となっている。






