東近江初開催 2日間で3225人観戦
◇東近江
bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)2010―2011シーズンの公式戦が六、七日、東近江市今堀町にある布引運動公園体育館で初めて開かれ、両日とも千五百人(六日=千五百四十九人、七日=千六百七十六人)を超える観客で埋め尽くされた。
東近江市をはじめ周辺地域の企業二十六社が特別協賛として支援した公式戦では、西地区二位の“滋賀レイクスターズ”と東地区三位の“仙台89ERS”が激突。
初日は、仙台のゆっくりとしたゲームコントロールにはまり、リバウンドからの早い展開へと持ち込めず、滋賀レイクスターズの持ち味である高い得点力も陰をひそめ、七十六対八十二で破れた。
「初開催の東近江の地で勝つ姿が見たい」。ブースター(ファンの呼称)の思いにこたえるように、翌日は仙台のターンオーバーを引き出す激しいディフェンスで、第四クオーター残り八秒まで勝敗がわからないシーソーゲームの連続を制し、八十四対八十一で勝利した。
けがから完全復活の兆しをつかみ始めたキャプテンの藤原隆充選手は「初めての開催で熱くブーストしてもらい、勝つことができた」とブースターに感謝。石橋貴俊ヘッドコーチも「初めてバスケを観に来た皆さんのためにも何とか一勝でき、今日の後半はハラハラするゲーム展開で楽しんでもらえたのではないかと思う。次の大阪はフィジカルなチームなので、負けない強い気持ちを持って戦いたい」と語り、今週末の西地区一、二位対決に照準を合わせる。
立ち見が出るほどの会場を見渡しながら、株式会社滋賀レイクスターズの坂井信介社長は「初開催とあって観客動員面で心配していたが、両日ともほぼ満員となり、東近江地域のスポーツを理解し支持する熱い気持ちを感じた」と手応えを感じ、「昨年二連敗した仙台から一勝でき、験がいい場所にもなった。来シーズンは定期開催できるよう、スポンサー探しなど支援の輪を広げていきたい」と協力基盤の確立を目指す。
●プロと同じ舞台●
七日の試合前、エキシビションゲームとしてプロ選手と同じコートに立つ機会を、地元の中学生たちが得た。対戦カードは、「五個荘中学校」対「日野中学校」(女子)と、「玉園中学校」対「竜王中学校」(男子)。
“県制覇 仲間を思い チームのために”をスローガンに掲げ練習に励む日野中女子バスケ部の中沢知佳キャプテンは「多くの人に見られている感じが緊張した」、森島正彦監督は「プロと同じ扱いを受け、生徒にとっても貴重な体験となった」と語った。
また、竜王中男子バスケ部の上妻瑞樹キャプテンと福本陽平副キャプテンは「音楽や実況放送など、迫力があって感動した。プロと同じところで戦えてうれしかった。今日はみんなの気持ちが一つになったので勝つこともできた」と目を輝かせ、「県大会ベスト8の目標は果たしたので、次はベスト4を狙いたい」と憧れの舞台で夢を膨らませた。








