朝桜中学生の取材体験記
◇東近江・蒲生
朝桜中学校二年生の僕たちは、職場体験学習(八~十二日)で滋賀報知新聞社の期間限定記者となった。販売・飲食・サービス・畜農・農業・工業・福祉・教育・図書・消防・行政・鉄道の五十事業所の中から、日野町松尾にある株式会社ヒロセで働いている仲間たちを取材した。 <朝桜中取材班=永田優、奥村拓哉>
株式会社ヒロセ(村田真弓社長)は昭和二十八年に創業し、一般廃棄物収集運搬業や産業廃棄物収集運搬業、下水道の維持管理・接続工事などを手掛けており、平成十四年にはリサイクルセンターも立ち上げた。
職場体験で生徒たちは、廃棄物の収集や発泡スチロールの選別、ペットボトルの分別などを担っていた。
僕たちは職場体験中の生徒にインタビューした。
まず、高桑大和君は、ゴミ収集の仕事を終え「においがきつくて大変です」と一言、働いている自分の親については「尊敬している。かっこいい」とさわやかな表情を見せた。この職場体験が将来どのように役に立つかと尋ねると、「今回身についた社会的な常識が役に立つと思う」と真剣な表情で話した。
同じ質問を竹井一真君にぶつけると「ゴミの分別がしっかりできるようになると思う」と、自信たっぷりに語ってくれた。毎日働いている親に関しては「疲れているのに夜遅くまでがんばってくれているからかっこいい」と感謝していた。
一方、職場体験を受け入れている担当者に生徒の働きぶりを聞いた。
指導している業務部業務課長の岡崎博之さんは、生徒の印象を「最近の中学生は体力が落ちていると思っていたが、一生懸命、体をいっぱい使って作業をやってくれたので思ったより体力があるんだなと感じた」と驚き、リサイクルセンターの鵜飼直文さんは「ハキハキしていて元気が良い」と話していた。
「将来どのような社会人になってもらいたいですか」と質問すると、鵜飼さんは「立派な社会人になってもらいたい」と答え、岡崎さんは「世の中の役に立つような人になり、うそをつかずに誇りを持って頑張ってもらいたい。また、職場体験などでいろいろな仕事を経験し、自分の好きな仕事をみつけてほしい」と生徒に期待を寄せた。
----取材後記----
僕が取材をして思ったことは、新聞記者の仕事が大変だということ。
新聞を作るのに大勢の人が記事をチェックしたり、印刷したり、各新聞販売店に届けたりするということが、職場体験を通してよく分かりました。
決まった日に発行し、みんなに同じ情報を伝えることが重要であることも知りました。
この職場体験を将来へ生かし、自分の好きな仕事に就きたいです。(奥村)
僕は、取材について、初めはインタビューするだけなら簡単なことだなと思っていました。
いざ取材に行くと、固まってしまい、うまく話せなくなりました。一回目は緊張しましたが、二回目はリラックスしながら話せました。 新聞記者の櫻井順子さんが「失敗しなければ、成長しない」と言っていました。僕はそこで、「新聞記者の人たちも、失敗を積み重ねたんだな」と思いました。
取材は僕自身を変えてくれるチャンスだなと感じ、この機会を上手に利用して“初対面の人とも話せるようになりたいな”と思いました。(永田)








