勤務医から要望と意見
◇東近江
県の地域医療再生計画や東近江市の市立病院等整備計画に基づき、平成二十五年度から周辺を含む地域の中核病院としての機能と役割を担うことになっている国立病院機構滋賀病院で十九日、西澤久夫市長と勤務医十六人との懇談会が開かれた。
病院再編計画のリーダーシップを担う市が、計画の推進にあたり市民に一番近い第一線での協力を願う勤務医らに同計画の概要説明と現場の声を今後の取り組みに反映させようと病院に呼びかけて開いた。
同計画に力を入れている西澤市長は「国立病院機能、滋賀医大、県と共に滋賀病院を核とする地域医療体制の合意が出来た。また、滋賀医大の協力で寄附講座の開設も決めていただき感謝しています。今後も市としての責任を果たしていきたい」と感謝と意気込みを述べた。
懇談の場では、医師側から救急患者を受け入れる医療設備は整っているが、中核病院に整備されるまでの間、さらに高度な治療ができる設備の充実を求める要望や看護師の確保に関する意見が出された。これに対し市は「市が医療設備を充実することには法律上の制約があり、直接的な支援は困難であるが、関係機関に働きかけて実現にむけて努力していきたい。また、看護師の確保についても支援していきたい」と回答した。
市は、地域医療体制再編後の取り組みには、中核病院となる医師の協力が必要との認識に立ち、医療業務に当たる現場医師の声を病院整備計画に活かせるよう今後も懇談の場を持ちたいとしている。






