「電車と青春21文字のメッセージ2011」
◇大津
「電車と青春21文字のメッセージ2011」の審査がこのほど行われ、最優秀作品に松山宏己さん(50)=滋賀県=の作品が選ばれた。
石坂線21駅の顔づくりグループの主催。通学の足としても親しまれる京阪電鉄石坂線の特徴を生かして、電車と青春にちなんだ二十一文字のメッセージを募集したもの。
今年は全国から千九百三通の応募が寄せられ、最終審査員の歌人俵万智さんをはじめとする厳正な審査の結果、優秀賞四点、入賞二十点、入選七十六点が選ばれた。
優秀作品をボディに大書した「石坂青春号」は六日から二十七日までの二十二日間、京阪石山坂本線で運行される。入賞作品は車内に掲出される。
なお、優秀作品と俵さんの講評は次の通り。
▽最優秀作品・石坂洋次郎青春賞=「約束の駅 電車が停まり 僕の心が走り出す」松山宏己さん(50)滋賀県
俵万智さん評「約束の駅についた時の高揚感が伝わってきます。停まると、走り出すの対比が、とてもうまくいっていると思いました。よし!という心の声が聞こえてきそうです」。
▽優秀作品・初恋賞=「電車に乗り あなたを探す 毎日が恋の1時間目」岡本真美さん(16)滋賀県
俵万智さん評「同じ車両に乗っているかどうか。祈るような気持ちが、よくわかります。恋の一時間目、という表現が、素敵ですね。目課になっている感じが、よく出ています」。
▽優秀作品・さわやか賞「君が席を譲ったのは 私のおばあちゃんでした」星野まいさん(30)神奈川県
俵万智さん評「おばあちゃんの存在を通して、君の優しさが、作者にも伝わりました。人と人とのつながりが、素直にさわやかに表現されているところがいいですね」。
▽優秀作品・MAKE YOUR SMILE!賞「たった二駅、長男がお腹の弟の座席を探す」村田武一郎さん(34)滋賀県
俵万智さん評「おなかの大きいお母さんのために、席を探しているんですね。もうお兄ちゃんの自覚は充分。子どもの健気さに、ぐっときました」。





