美術から生まれる学びへの挑戦
◇湖東・愛荘/愛知川
県立愛知高校の美術授業の成果を紹介する作品展「それが自分だ!」が先月、愛荘町立愛知川びんてまりの館で開かれ、素晴らしい作品とともに地域共学に取り組む姿を会場いっぱいに表現した。
創立百周年を機に「地域共学」を指針とする学校改革を目指す同校は、愛知高と地域をつなぐ第一歩として、特色ある美術の授業から生まれた作品を機会あるごとに展示している。
「学びとは、モノや人と出会い対話する営み」と、若林隆美術教諭は語る。孤独な勉強の世界から、人やモノとつながりあう学びの世界へと転換を目指し取り組んできた美術の授業。そこから生まれたエネルギーみなぎる生徒百二十人の作品が一堂に並べられた。
高さ二メートルの黒の円筒に黒鉛筆で自由に丸を表現したオブジェ七本が立ち、カラフルな絵が描かれた円形の紙(直径三十センチ)を床にちりばめ、浜崎あゆみの顔写真をベースに自分なりに想像した似顔絵約二百五十枚ほか、廃材で制作の木工作品(一メートル大)などが飾られた。
会場には、作品をバックに積み木を並べて将棋倒しに興じる愛知中学の生徒六人の姿も見られ、地域共学を掲げる愛知高赴任三年目の若林先生の集大成作品展ともなった。






