大津市地球環境保全地域行動計画
◇大津
大津市はこのほど、市と市民、事業者がそれぞれの役割に応じて地球環境保全に配慮した行動を推進するため、「大津市地球環境保全地域行動計画」を策定した。
同計画は、市環境基本計画の地球環境保全施策を推進するための行動計画として位置づけられ、環境像「みんなで築く持続可能な湖都」を目指し、両計画で連動して計画を進めていく。
計画期間は平成二十三年三月から平成三十二年度までを中期目標として、地球温暖化と生物多様性を重点的に取り組む。
目標としては、目標年である平成三十二年までに、温室効果ガス排出量を、平成十九年度比三四%削減する。さらにその三十年後(二〇五〇年)には平成十九年度比八二%削減する。
また生物多様性については、多様な生き物を理解し、育み、そして未来へつながる大津を築く、としている。
この二つの重点テーマを実現するため六つの施策を展開する。「地球温暖化」では(1)環境負荷の少ないエネルギー利用(2)低炭素型のまちづくり(3)循環型社会の形成。「生物多様性」は(4)生物多様性を支える基盤の整備(5)森、里、川、湖のつながりの保全と創出(6)持続可能な自然環境の利用―を推進する。
なお、六つの施策に基づく主な取り組みは次の通り。
▽環境負荷の少ないエネルギー利用=太陽光発電・太陽熱利用の推進、建物の省エネ対策、住宅の省エネ対策など。
▽低炭素型のまちづくり=電気自動車などクリーンエネルギー自動車の普及、パーク&ライドの推進、バス・鉄道の利便性向上、レンタサイクルの推進、中心市街地への機能集約など。
▽循環型社会の形成=ごみ減量、リユース・リサイクルの推進、特定フロンの回収、水田からのメタン排出抑制など。
▽生物多様性を支える基盤の整備=環境教育の推進、学校施設等の整備活用、交流活動、身近な自然環境の調査、環境情報の蓄積と発信など。
▽森、里、川、湖のつながりの保全と創出=流域の環境保全、地下水の涵養、市街地・農村環境の適正な利用、森林緑地の保全、琵琶湖の保全、触れ合い空間の整備など。
▽持続可能な自然環境の利用=グリーンツーリズムの推進、地産地消の振興、獣害対策、間伐材の有効利用など。






