来年6月に着工目指す
◇湖南・栗東
有害物が流出するRD産廃最終処分場問題(栗東市小野)で県はこのほど、対策工の一部を平成二十四年度に前倒しして実施する案を、周辺住民との協議で示した。
これまで県は対策工について、国の財政支援を受けられる産廃特措法(平成二十五年三月期限)の期限延長を前提に、平成二十五年八月下旬から実施したいとしていた。
県は特措法の期限延長を国へ求めているが、同法の期限内に対策工の一部を前倒しすることで実績を挙げ、同法の延長要望を円滑に運ぶのが狙い。
前倒しする当初対策工は、今年中に実施計画を策定し、平成二十四年三月には環境大臣の同意を得て、同年六月頃に着手する。あわせて特措法の期限延長を求めていく。
前倒しする対策工の範囲と内容は今後、検討するとしているが、県最終処分場特別対策室は「一次調査で揮発性有機化合物が高濃度で検出されていることや、地中に埋められたドラム缶の分布が分かっているので、対象になりうる」としている。
県との話し合いに参加した住民は「前倒しする対策工事が恒久対策になってしまわないよう、追加対策工事をしっかりやってもらいたい」と釘を差していた。






