PR・活用方策を検討
◇全県
滋賀県教育委員会はこのほど、近江の仏教美術等魅力発信検討委員会(委員長=木村至宏・成安造形大学付属近江学研究所所長)を設置し、仏教美術などの魅力発信、活用の方策を検討、及び休館中の琵琶湖文化館が果たしてきた展示保存施設の確保方策について検討している。
県内に抱える国宝・重要文化財は、東京(二千三百五十七件)、京都(二千二百四十七件)、奈良(千三百七十八件)に続いて八百七件と全国四位で、社寺建築や美術工芸品など全国トップレベルの仏教美術などがあるが、その魅力を県内外に十分に発信しきれていない。
一方で昨年、琵琶湖文化館収蔵品の九州国立博物館における展示や、県立近代美術館での白洲正子展は多くの見学者を集め、仏教美術への関心が高まっていることがうかがえた。
委員会のメンバーは、木村氏(成安造形大学付属近江学研究所所長)のほか、石丸正運氏(美術史家)、大野沙織氏(県立大学大学院生)、岡谷ふさ子氏(竜王町教育委員会教育長)、佐々木悦也氏(長浜市長浜城歴史博物館副参事)、佐野千絵氏(東京文化財研究所 保存科学研究室長)、辻村琴美氏(新江州株式会社 MОH通信編集長)、根立研介氏(京都大学大学院教授)、濱中光礼氏(金剛輪寺住職)、日向進氏(京都工芸繊維大学教授)。
委員会は六月十七日に第一回の会合が開かれ、近江の仏教美術の魅力の発信や琵琶湖文化館について意見交換した。今後は八月―十月の二―四回の委員会を経て中間まとめを行い、来年二月ごろに第五回の委員会を受け最終報告をまとめる。






