21日 東近江市石塔町で
◇東近江・蒲生
夜空を照らすともしびに導かれた地域住民が集い交流を深める「第二十二回石塔(せきとう)フェスティバル」(石塔フェスティバル実行委員会主催)が、二十一日午後六時半から東近江市石塔町にある石塔寺境内と石塔交流公園一帯で開かれる。
同フェスティバルは、昭和初期まで行われていた“万燈会(まんとうえ)”の復活と地域間交流をテーマに、地元の石塔一区自治会が中心となって企画・運営しているもの。
幽玄の世界へと誘う石塔寺には、国指定重要文化財の三重石塔「阿育王塔(アショカオウトウ)」を囲むように三万体の石仏が並び、「インドのアショカ王が世界へまいた八万四千の石塔の一つが近江に埋まっている」と伝え聞いた天皇が発見したとの説もあるほど、神秘に満ちている。
蒲生の宝である三重石塔は、百済の渡来人によって建立されたとも言われており、東近江市の姉妹都市・韓国扶餘郡場岩面(チャンアムミョン)に似た形の三重石塔「長蝦里(チャンハリ)三層石塔」が存在することから、日韓交流のシンボルにもなっている。
当日は、午後六時半の開会宣言後、石塔寺境内に続く参道沿いの行燈(あんどん)の小径と炎の海が灯る。
やわらかな明かりに導かれ、百段以上ある石段を登り終えると、目の前には奉納されたろうそくのともしびと護摩木供養の燃え上がる炎によって照らし出された阿育王塔の幻想的な光景が広がる。
また、石塔交流公園イベント広場では、午後七時二十分からのセレモニーに続き、お楽しみアトラクションとしてあかねGOSHUと守山市出身のシンガーソングライター・佐合井マリ子さんが登場し、フェスティバルを盛り上げる。
会場では、豪快かつ豪華な“大鍋祭り”(午後六時半から)や地元特産品などを販売するバザー(同)のほか、お楽しみ抽選会(同八時四十分から)も行われる。
詳しくは、石塔フェスティバル実行委員会(TEL0748―55―0207)へ。








