動き出した来年1月の大津市長選 竹内市議も市長選の下馬評に
◇大津
目片信・大津市長(69)が六月の定例会見で、来年一月予定の市長選に出馬の意向を示したが、ここにきて市議会最大の保守系会派・湖誠会幹事長の竹内照夫市議(54)が下馬評に上ってきた。保守系会派・大志会の一部が推す山下英利・元参院議員(58)=自民=と三つ巴の様相になりつつある。このため目片市長は、女性施策の充実をアピールしようと、五日開会の九月市議会で政策調整部長の奥村節子氏(60)を副市長に起用する人事案件を提出するのでは、との見方が強まってきている。【石川政実】
目片市長の対抗馬として当初、有力視されていたのは、世古正・元県議(68)と待望論が根強い山下氏の二人だった。しかし、ここにきて、世古氏の後継者と目されていた竹内氏が下馬評に上ってきたことで、世古氏が竹内氏支援に回る可能性も。その場合、湖誠会は、目片氏、竹内氏、山下氏の三派に割れる事態も予想される。
この動きに先手を打って、目片市長は奥村氏を女性副市長として登用するとの見方が急浮上。佐藤賢副市長(69)の任期は平成二十五年一月だが、それを前倒しして、後釜に奥村氏を据えるというのだ。
市の中堅職員は「もし目片市長が奥村氏を副市長に起用するなら、それは市長選で女性票の吸引を図るだけでなく、奥村氏が市長選に担がれるのを防ぐ狙いもあるのでは。また万が一、目片氏の健康状態が悪くなった場合は、奥村氏を後継者に指名する含みもある。奥村副市長が誕生すれば、井上俊生副市長(64)との二人三脚も見物」と予想する。
一方、民主党系の「市民ネット21」では、この二十九日予定の同党代表選結果を待って、市長候補選びを本格化させるものと見られる。







