自治会ごと「避難所訓練実施計画」事前に「自主防災リーダー講習会」
◇東近江・近江八幡
近江八幡市安土町地域自治区でこのほど、「自主防災リーダー講習会」が安土コミュニティー防災センターで行われた。
合併前の旧安土町は、全町規模での防災訓練を毎年実施していた。一方近江八幡市では合併前から市内各学区持ち回りで実施。昨年、安土町地域自治区で市の防災訓練が実施されたため、同自治区での次の訓練は九年後となる。
このため、地域自治区自治会連絡会(安居昌廣会長)が地区社会福祉協議会、民生児童委員、安土町総合支所、市消防団安土・老蘇分団にも呼びかけて実行委員会を組織し、住民の自主防災意識高揚と、安土町総合支所や市消防団安土・老蘇分団との連携確認などを目的に、地域自治区独自の防災訓練を実施することにした。
自主防災リーダー講習会は防災訓練を前に、地域の防災リーダーを養成することを目的に開催。各自治会の自治会長や防災リーダー、消防団員ら百二人が参加した。
講習会では、近江八幡消防署員から負傷者の止血法、三角巾の様々な使い方、かさや電話帳など身近なものを使った骨折か所の固定、毛布や竹を使った応急担架や人力のみでの負傷者搬送、熱中症への対応などを学んだ。
この講習会の成果は、四日に計画された防災訓練などで役立てる予定だったが、台風接近のため防災訓練は中止となった。
防災訓練は、琵琶湖西岸断層帯を震源とするマグニチュード7・8、震度6強の地震で、家屋の倒壊や道路の破損、ライフライン切断、負傷者多数などを想定し、各自治会公民館や集会所・公園など一時集合場所に避難して、各自治会ごとに作成した「避難所訓練実施計画」に基づいた、防災安全確認カード掲示、火元確認、避難、応急手当、初期消火、安否確認、消火栓放水、消防ポンプ運転、バケツリレー、救出搬送などの一次訓練(自主防災訓練)と、防災行政無線一斉放送による受信状況をテストする情報伝達訓練、職員が情報収集しながら登庁して現地対策本部を設置する初動訓練、代表者による一次訓練の実施結果と安否確認結果を現地対策本部に報告する二次訓練を、区内三十自治会の三十九か所、二千八百三十人(区人口の四分の一)が参加して実施する計画だった。






