振り返る講演会
◇大津
県政史料室は十七日、県に所蔵されている歴史的文書(公文書)をひもとくために講演会を開催する。今回は、「滋賀県の鉄道開通事情」と題して江若鉄道を中心に木津勝氏(大津市歴史博物館学芸員)を講師に招く。
県内に初めて鉄道が通ったのは、東海道線大津一京都間が開通した明治十三年。以降、県内に次々と鉄道網が伸びていく一方で、湖西には長く鉄道は敷設されなかった。
近江と若狭をつなぐという計画のもと、五千八百二十人にもおよぶ住民たちが株主となることで、江若鉄道が大正十年に営業を開始した。住民の悲願であった江若鉄道敷設までを中心に、懐かしい写真や映像を交えながら、湖西の鉄道のあゆみを振り返るもの。
また講演会の開催に合わせて県政史料室では十一日~十二月九日まで、公文書の展示「湖西を拓く―江若鉄道―」を開催する。問い合わせは、県県政史料室(TEL077―528―3126)まで。






