嘉田知事「“知る人ぞ知る”が近江の魅力」伊熊氏「“かっこいい”から関心もってもいい」
◇大津
県立近代美術館(大津市)とミホ・ミュージアム(甲賀市)、大津市歴史博物館(大津市)の三館連続特別展「神仏います近江」を記念してこのほど、県立近代美術館で嘉田由紀子知事と新潮社の「旅」副編集長、伊熊泰子氏によるミュージアムトーク「近江の仏像を語る」が開かれた。
この中で嘉田知事は「滋賀県の仏像巡りの魅力は、京都、奈良と違って、知る人ぞ知る、口コミでこっそり、ひっそり教えてもらうのが特徴」と紹介した。
これに対して伊熊氏も「今は価値観が多様化してきて、テレビを見て足を運ぶのでなく、インターネットで調べられる。『私だけの仏さん』を探すというのも、今の風潮に受けやすい」と相づちを打った。
また、同館学芸課長で司会の高梨純次氏は、「大学で指導した折、男子大学生が毘沙門天像など鎧をまとった仏像をみてアニメのロボットを連想していた。テレビゲームに親しんだ若い世代とは我々はイメージが違うかも」と話題を提供した。
「仏像ガール」といった若い世代のブームに注目する伊熊氏は、「かっこいい、モダンという印象で仏像に関心をもって、それから本格的に勉強するのもいい。東京の空海展でも、うっとり眺める若い女性が目立った。信心深い方には失礼だが、若い女性は韓流スターをみるような目でとらえているのでは」と分析した。







