来年2月の発刊 予約受付中
◇甲賀
甲賀市史編さん委員会は来年一月三十一日まで、来年二月「甲賀市史第二巻 甲賀衆の中世」の購入予約を受け付けている。
サイズはB5判、本文五百二十ページ。同書は、貴族社会から武士の台頭へ、大きな時代の変革期であった中世において、甲賀でさまざまな活動をみせた侍たち「甲賀衆」を中心に、甲賀社会のルーツともいうべき中世甲賀の世界を紹介するもの。
編集委員長は木村至宏氏(成安造形大前学長)で、副編集長は井上満郎氏(京都産業大学名誉教授)、執筆は川嶋將生氏(立命館大学名誉教授)、岩田茂樹氏(奈良国立博物館学芸部次長)、尾下成敏氏(京都大学非常勤講師)、河内将芳氏(奈良大学教授)、源城政好氏(帝塚山大学教授)、下坂守氏(奈良大学教授)、豊島修氏(京都女子大学教授)、畑中英二氏(滋賀県教育委員会文化財保護課主査)、早島大祐氏(京都女子大学准教授)、松本郁代氏(横浜市立大学准教授)、水野章二氏(滋賀県立大学教授)、村田修三氏(大阪大学名誉教授)、吉田賢司氏(帝京大学講師)。
内容は、第一章「中世甲賀の展開」で源氏や平氏を名乗る「武士」が力を付けてきた平安時代の末から鎌倉時代の様子を描き、第二章「甲賀社会の変転」で南北朝時代から室町時代、地侍たちがどう力を蓄え、「甲賀衆」として成長したかを、豊かな史料が伝えられる山中氏などを中心に描く。第三章「戦国の甲賀」は、戦国時代の甲賀を、将軍や六角氏、さらには信長などの諸勢力と甲賀衆の関係を通して描く。「同名中」や「郡中惣」など特徴的な自治の形成発展が見所。第四章「甲賀文化の新風」では、中世甲賀に花開いた多彩な文化をテーマごとに紹介。具体的には、豊かな仏教美術、飯道山の修験道、甲賀衆の結集を支えた聖徳太子信仰、雨乞いや芸能などに加え「六古窯」の一つ信楽焼の成立など。
価格は一冊三千五百円だが、申し込み期限に予約すれば三千四百円となる。
申し込み方法は、市史編さん室に電話・ファクス・Eメールにて申込むほか、水口歴史民俗資料館・土山歴史民俗資料館・かふか生涯学習館・信楽中央公民館の各窓口でも可。
問い合わせは、市史編さん室(TEL0748―86―8075 FAX/0748―86―8216 E―mail/koka616000@city.koka.lg.jp)へ。






