日野町旅館料理飲食組合
◇日野
日野町旅館料理飲食組合(野崎宗久組合長)と同組合青年部(田中覚部長)共催の「第一回こどものための愛情弁当コンテスト」(日野町商工会後援)が先月三十日に開かれ、会場の日野町林業センターホールに大人もワクワクするような手作り弁当が並んだ。
同組合が三十年以上前に主催していた“料理まつり”の歴史に立ち返り、各家庭の食文化や工夫を知ることで世代を超えた交流を深めようと、「氏郷まつり“楽市楽座”2011」に合わせて開催された初の試み。
出品数は十三点。子育て中の母親以外に独身女性、また日野町以外に東近江市からの応募もあり、応募者の約半数がキャラ弁初挑戦だった。
育ち盛りの子どもたち向け弁当がテーマとあって、人気のアンパンマンを表現したものが多く、秋の風景を楽しみながら入浴している目玉のおやじやチーズと海苔で形作ったペンギン、日野菜漬をサクラの花びらに見立てた繊細な作品まで、個性とアイデアが光った。
弁当に添えられた「家族でニコニコ、笑顔で食べられるようなお弁当」や「スイートポテトは息子たちと一緒に作りました」といったコメントにも温かさが広がり、ある出品者は「キャラ弁づくりでアイデアを出し合うことが、家族のコミュニケーションにつながった」という。
「私にもお弁当見せて」と父親に抱えてもらう子どもや、「すごいな」と言いながら携帯電話で写真を撮る女性。老若男女が興味深く弁当をのぞき込む姿に、同組合の徳田昇副組合長は「出品者自身が『楽しかった』と言ってくれたことがうれしかった。次回は、より多くの人に挑戦、参加してほしい」と話していた。









