「重い障害を生きるということ」
◇全県
重症心身障害児施設「びわこ学園」で働く医師、高谷清氏の思索がつづられた新刊「重い障害を生きるということ」(本体価格七百円)が、岩波書店から出版された。
曲がった手足は意思とは無関係に緊張し、呼吸も思うにまかせない。はっきりした意識もないかに見える―こうした心身に重い障害をもつ人たちは、世界をどう感じているのか。生きがいや喜びは何か。
著者の温かな眼差しが、障害をもった子どもたちの日常を細やかに捉え、人が生きるということ、その生を保障する社会について語る。
高谷氏は「多くの方に重症心身障害の状態で人生を生き、生活している人たちのことについて知っていただきたいのと、『ほんとうに、生きているのが幸せなのだろうか』という自分自身の問いであることに答えたいと思い、執筆を思い立った」としている。







