12月4日まで
◇栗東
栗東市歴史民俗博物館(栗東市小野)は十二月四日まで、同館で収蔵する仏教美術の名品を展示している。二年半ぶりの収蔵品展で、今回は仏画を中心に十八件を紹介する。
このうち、蓮如直筆による「六字名号」(市内の真宗大谷派安養寺蔵)は、蓮如から安養寺の幸子坊善淳に下され、同寺の本尊として伝わっているもので、草書体で「南無阿弥陀仏」とある。
当時の蓮如は寛正の法難(一四六五年)で、京・東山の本願寺を延暦寺の僧兵に襲撃され、近江へ逃れて同地で布教活動に入っていた。
栗太・野洲郡にも長く滞在し、坊主や門徒衆へ授けた如来の名号や画像、聖人の画像が数多く伝わっている。 このほか、円満寺(近江八幡市)の「仏涅槃(ねはん)図」や永源寺(東近江市)の「地蔵十王図」(重文)など貴重な仏教美術を鑑賞できる。
入場無料。問い合わせは同館(TEL077―554―2733)へ。







