県が作成 「アール・ブリュット」ガイドブック
◇全県
県はこのほど、「アール・ブリュットガイドブック」を発行した。
「この子らを世の光に」と障害者福祉に力を尽くした糸賀一雄氏をはじめとする多くの先人の努力により、戦後間もない頃から福祉施設などにおける造形活動が始まった。その取り組みは、県内の多くの福祉施設に受け継がれ、滋賀ならではのアール・ブリュット(知的、精神など障害を抱えるひとの造形芸術)として、その芸術性が高く評価され、多くの人びとに感動を与えている。
このため、アール・ブリュット作品の魅力を広く紹介しようと、県がガイドブックを一万部作成した。ガイドブックには県内の作家五人を含む、計十二人の作家の作品や解説を掲載している。少しでもアール・ブリュット作品に触れてもらうきっかけとなるようにと、県内の各図書館などにガイドブックを設置して配布している。
具体的には、県内の公立図書館や県立近代美術館、ボーダレス・アートミュージアムNO―MAで無償配布中。配布窓口として、今後は県内の美術館などにも順次拡大していく。問い合わせは、県「美の滋賀」発信推進室電話(077―528―3333)へ。









