来年3月開幕 北近江の戦国史紹介
◇長浜
長浜市はこのほど、今年好評を博した江(ごう)・浅井三姉妹博の後継イベントとして、来年三月から「長浜 戦国大河ふるさと博」(来年三月二十四日~十二月二日)を開催する。
同博は、史跡を野外博物館として位置づけ、北近江の戦国史を紹介するもので、誘客目標は五十万人を掲げる。
ちなみに浅井三姉妹博は当初三十五万人を目標としていたが、大河ドラマの人気もあって、最終的に三倍の百万人以上が訪れた。
会場エリアは、浅井三姉妹らが暮らした小谷城跡を巡る<1>小谷・浅井エリア、賤ヶ岳の頂上から戦場や城跡の戦国絵巻をのぞむ<2>賤ヶ岳・木之本エリア、信仰の島・竹生島へのクルーズなどを満喫する<3>竹生島・長浜エリア―を設定する。
来場者は各エリアを周遊しながら、語り部である「歴史ナビゲーター」の案内に耳を傾け、北近江の戦国絵巻を体感する。
なお、同市が発表した各エリアの内容は次の通り。
【小谷・浅井エリア】
小谷城跡の麓、野外博物館会場の小谷城戦国資料館(長浜市小谷郡上町)では、浅井三代の栄華と滅亡を小谷城ジオラマと映像で紹介。城跡のある小谷山中腹までバスが運行される。
戦国の駅・あざい会場の戦国大河あざい館(同市大依町)は、浅井三姉妹の波乱の人生を、姉川の合戦と小谷落城後の逃避行伝説を軸に映像とジオラマで紹介する。戦国の駅おみやげ館(同市内保町)は、地元の特産物や新鮮な農林産物の販売をしたり、江・三姉妹博覧会のメモリアル展示を行う。
【賤ヶ岳・木之本エリア】
賤ヶ岳野外博物館会場は、賤ヶ岳頂上へリフトで向う。歴史ナビゲーターの案内を聞きながら、柴田勝家と羽柴秀吉の天下分け目の合戦の主舞台となった余呉湖周辺や、中世の隠れ里・菅浦、遠方の小谷城跡、姉川古戦場までの大パノラマを楽しむ。
一方の戦国の宿・きのもと会場では、戦国大河きのもと館(同市木之本町木之本)を設ける。北国街道と北国脇往還の分岐点である木之本は、賤ヶ岳の合戦の際には秀吉が本陣を敷き、江戸時代には数々の大名が参勤交代で本陣を敷いた戦国の宿ともいえる地域だ。 館内では、浅井三姉妹と母お市が別れるきっかけとなった賤ヶ岳の合戦と、秀吉の天下取りを支えた賤ヶ岳七本槍の活躍を映像とジオラマで紹介する。
【竹生島・長浜エリア】
竹生島野外博物館会場は、神の住む島として、浅井氏、織田信長、豊臣秀吉、浅井三姉妹にも厚く信仰されてきた。歴史ナビゲーターが案内する。
戦国の町・ながはま会場は、秀吉がはじめて一国一城の主になって開いたまち・長浜市内の戦国大河ながはま館(同市元浜町)。戦国を舞台にした大河ドラマで、登場してきた長浜ゆかりの人物(秀吉、山内一豊・千代、浅井三姉妹、石田三成)を映像とジオラマで紹介する。







