トピック展示水槽
◇草津
県立琵琶湖博物館(草津市)の水族展示ふれあい体験室横のトピック展示水槽では、同館の保護増殖センターで人工授精させたビワマスの卵を展示している。
ビワマスは、琵琶湖固有亜種で、十月下旬から十一月下旬にかけて産卵期を迎える。この時期、北湖の流入河川に遡上(そじょう)した親魚は、淵尻から平瀬、早瀬の砂利底にすりばち型の産卵床を作り、産卵する。産み付けられた卵は、砂の中で発生を続け、発眼期(発生が進み、目ができあがってきた時期)を迎える。そして、早いものは年末頃に孵化(ふか)する。孵化した仔魚は一~二か月ほど砂の中で過ごし、一月下旬から三月上旬頃砂の中から泳ぎ出す。
展示されている卵は、十一月三日に採卵されたもので、現在発眼期を迎えており、この正月頃には孵化し、おなかに大きな卵黄を持ったかわいい仔魚が生まれてくる。展示期間は、稚魚が泳ぎ出すくらいまでの期間を予定。観覧料は常設展示観覧料(大人七百五十円、高校・大学生四百円、小・中学生無料)で見られる。







