東近江、県内患者数2番目 ノロウイルス食中毒にも注意報
◇全県
インフルエンザが全国で流行しているが、滋賀県でも二十四日から今冬はじめの警報を発令して注意を呼びかけている。
県内のインフルエンザ定点機関五十三カ所から報告があった十六日~二十二日までの定点患者数は、大津市の三二・九一を最高に東近江三一・八八、長浜三一・七一、彦根三〇・七一の順となっており、基準値三〇を超える四地域の人口(八八万八千人)が県人口の三〇%(四二万二千人)を超えたことから本格的な流行期に入ったと判断し、警報を発令した。
県内では、昨年十一月にAH3(香港)型のインフルエンザウイルスを検出しているのに加え、今月にこの冬初めてのB型も検出したことから複数のウイルスが混在した流行とみている。
インフルエンザの流行は、子どもたちを直撃し県内各地で学級閉鎖が広がっている。すでに県内で小学校の一○七校を最多に幼稚園、中・高校などを合わせ一九一校で臨時休業している。欠席者は三、八九八人にのぼっている(二十六日現在)。
インフルエンザの症状は、発熱を中心に咳、鼻水などが特徴で、発熱が少なく、くしゃみや鼻水などが多い風邪とは違う。県では、手洗い、うがいの励行、栄養と休養を十分にとるなどの感染対策と咳が出るときはマスクの着用などエチケットを守り、感染拡大防止を呼びかけている。
県内二番目の患者数となった東近江市では、今月二週目以降から高熱を訴える児童が急増。保育園二園八クラス、幼稚園十園十一クラス、小学校十校二十五クラス、中学校二校五クラスが学級閉鎖になっている(二十九日現在)。
市教委では、学校からの報告で二十五日の欠席者一六八人をピークに減少しており、流行はしているもののさらに広がる状況は峠を越したとみているが、何度も流行のピークは訪れることから警戒を続けている。
さらに県内にノロウイルスによる食中毒注意報も発令されており、これから本格的な受験シーズンを控え、食品や調理器具、調理人の健康等の管理などに注意を呼びかけている。






