3月8日~14日、近鉄百貨店草津店
◇草津
太田康介写真展『残された動物たち―福島第一原発二十キロ圏内の記録』が三月八~十四日、草津市の近鉄百貨店草津店五階特別室で開催される。入場は無料。開催時間は午前十時~午後五時までで、最終日は午後三時までとなっている。
滋賀県出身のカメラマン太田康介氏は、大津市内の高校を卒業後、編集プロダクションなどを経て独立。その後、アフガニスタンや旧ユーゴスラビア・ボスニアなど紛争地で報道カメラマンとして活躍した。
動物の撮影のきっかけは平成十四年、野良猫二匹を引き取きとり、自宅で飼い始めてからはペットなどの動物を被写体とする。その後、動物愛護活動にも参加。
昨年三月十一日の東日本大震災の発生後、現地で路頭に迷う犬の画像をインターネットで知り、餌や水を車に積んで、三月末に福島第一原発二十キロ圏内に入った。その後、毎週出かけて行き、残されている猫や犬に餌や水を与えたり、保護したりする活動を続けている。
その活動の中、撮り続けた写真が『残された動物たち―福島第一原発二十キロ圏内の記録』として昨年夏に出版された。今回は、『残された動物たち』『残された動物たちパート2(仮称、三月上旬発売予定)』から、約四十点の写真を展示する。
開催実行委員会では「写真展で福島第一原発二十キロ圏内の現状をぜひ知ってほしい」と呼びかけている。
《太田康介プロフイール》昭和三十三年、滋賀県生まれ。フリーランスのカメラマンとして長く紛争地域で撮影。平成十四年に猫を飼い始めてからはペットなど動物を被写体とする。昨年の福島第一原発事故によって取り残された動物の窮状を知り、二十キロ圏内での保護活動を行いながら撮影を続ける。現在、東京都世田谷区在住。著書『残された動物たち―福島第一原発二十キロ圏内の記録』(飛鳥新社)など。







