平和祈念館へ県民からの寄付
◇全県
県平和祈念館(仮称)設置県民募金実行委員会(河本英典会長)がこのほど、県庁を訪れ、十七日開館の平和祈念館に役立てもらうため募った寄付金一千百七十万円を、嘉田由紀子知事に手渡した。
同実行委員会は、東近江市愛東支所の既存施設を活用した平和祈念館事業を後押しするため、広く県民から寄付金を募り、事業成功につなげようと、昨年二月に発足。同年八月から遺族会や経済団体などに呼びかけた。
河本・実行委員会会長(63歳)が「(戦争を知らない世代が増えた現在)未来に向けて平和を祈念することは重要」と話し、嘉田由紀子知事は「今までは、戦争の記憶を家の中で伝えてきた。これからは(戦争経験した)個人が背負っていた人生を公が受け止め、次の世代へ伝えたい」と抱負を語った。
実行委員会副会長で県遺族会会長の松井尚之さん(73歳)は「戦争を知らない人が八割を超えるといわれており、家族の中で伝えられる人は少なくなった。平和祈念館の設置は、遺族会の長年の悲願でうれしい」と喜んでいた。







