一つの窓口に相談・訓練・求人情報を集約
◇全県
一連の行政サービスを、一か所に集約して利便性を向上させるワンストップ・サービス。県内の就業支援でも、これまで国と県(市)がバラバラで実施してきた相談、訓練、求人紹介(ハローワーク)を一か所にまとめ、「自分探し」から「就業」まで結ぶ仕組みが、女性や障がい者、若者を対象に県内で相次いで開設されている。
■女性■
女性の就労を支援するのは、昨年十月、県立男女共同参画センター(近江八幡市)内に開設された「マザーズジョブズステーション」だ。
同ステーションが開設されたのは、とくに県内の子育て期の女性(六割が就職希望)の就職希望は高いのに、就労率(三十歳代女性=六三%)が全国平均(同六三・五)より低いことを受けて。
これは、県外からの流入人口が多い滋賀県の特徴で、県は「女性の配偶者が転居に伴い離職するケースが多いため」と分析している。
これを受けて同ステーションでは、子連れでも安心して職探しをしてもらえるように、保育資格のある職員を配置して保育サービスを実施しながら、専門員による相談や訓練、セミナーの実施、求人や保育園の情報・紹介を一括して提供する。
午前九時から午後五時まで。月、祝休日の翌日、年末年始は休み。問い合わせは同ステーション(0748-36-1831)へ。
■障がい者■
障がい者の就業支援のワンストップ・サービスでは、湖南市が今月五日から、市東庁舎内に「チャンスワークこなん」を開設した。
障がい者だけでなく福祉施策(生保、母子家庭など)を受けている人も、相談から職業紹介まで一括してサービスが受けられる。
同市商工労政課は「従来は市役所で相談を受けても、求人情報を紹介してもらうのに甲賀市のハローワークまで行かなければならなかったが、今後はワンストップによりスピーディーにサービスを受けてもらえる」とPRしている。
チャンスワークこなん(0748-71-4151)の窓口時間は、平日の午前九時から午後五時まで。
■若者■
若者の就業支援を行う「おうみ若者未来サポートセンター」は十九日、JR草津駅前に開業する。
大津市内にあった国の相談、求人情報提供、就労体験の機能と、県が草津市内で実施していた人材育成や県内中小企業のマッチング事業を集約し、相談から就職まで一貫したサービスをもれなくワンストップで提供する。
職業選択の目安となるアドバイスやカウンセリングを受けられる総合相談、ストレスや心の悩みを抱える人の臨床心理士相談、就労体験、求人情報の紹介を受けられる。
県労働雇用政策課は「国、県の強みを生かして、個人にあった支援を行いたい」としている。
午前九時から午後五時まで。ただし、十九日は午後一時半から。土・日・祝休日・年末年始は休業。問い合わせは同センター(077-563-0301)へ。









