栗東市で出土
◇栗東
栗東市教育委員会はこのほど、七世紀初めごろの渡来系技術による横板組の井戸枠が蜂屋遺跡から出土した、と発表した。残っていたヒノキ材を年輪年代法で測定し、これをもとに伐採年代を六二〇年頃と推定した。
横板組の井戸枠は、古墳時代の渡来系集落でみられ、一般的に普及は七世紀末から八世紀初めの藤原京期とされる。
ところが、市内の辻遺跡では、比較的早い段階の七世紀初めの類例が確認されている。今回の出土はそれに続くもので、渡来人との関わりが深い同地域の特質があらためて浮き彫りになった。
同市教委は「七世紀の井戸構築技術を考える上で重要な発見」としている。






