子どもたちは白衣着用体験
◇東近江
フローレンス・ナイチンゲールの誕生日である“看護の日(五月十二日)”にちなんで、東近江市立蒲生病院(加藤正人院長)は十九日、同市市子殿町のフレンドマート蒲生店前で買い物客の健康チェックを行った。
土曜日午後からの取り組みは初めてで、診療を終えた内科医をはじめ各部門のスタッフ約二十人が結集。出張診療室に早変わりした店舗前では、健康状態の目安となる血圧測定や禁煙運動と絡めた酸素飽和度測定、動脈硬化測定、骨粗しょう症を心配する女性に人気の骨密度測定をもとにした問診のほか、管理栄養士・薬剤師・ケアマネージャーら専門家が素朴な疑問に答える相談コーナーも設けられた。
また、将来の職業選択の一つに加えてほしいとの願いを込めて、子どもたちを対象に白衣着用体験と記念撮影会を実施。ソフトボール部の練習帰りに仲間と立ち寄った奥田萌々さん=朝桜中三年=は「みんなに勧められて白衣を初めて着たけど、意外と着こなすのが難しかった。看護師さんはきれいなイメージがある」と語り、幼い子どもたちもナースキャップと白衣に身を包みポーズを決めていた。
当日は、団塊世代の男女から小さい子どもを抱えた若いお母さんまで幅広い年代層が訪れ、参加者全員にスタッフ手作りのしおりとありがとうメッセージカードが手渡された。
同病院の中野澄子副総看護長は、「病院へ足を運びにくい人にも、測定結果を一つの目安に、現在の体の状態や老化の実感を含めて自分自身について興味を持ってもらうことが大切。健康を意識するきっかけ、さらに病院で働くメンバーを知ってもらうことでより気軽に相談できる雰囲気づくりへとつながれば」と期待を寄せ、やさしい笑顔で一人ひとりに声を掛けていた。








