古代朝鮮の特徴
◇大津
大津市教育委員会は二十日、古代朝鮮半島の特徴をもつ大壁建物跡が南滋賀遺跡(大津市南志賀三丁目)の東端付近で見つかったと発表した。
大壁建物は、古墳時代後期の渡来人の人々の影響が考えられる建物で、周囲の溝に建てた柱を芯にして、土壁を設ける構造となっている。
検出された南滋賀遺跡からは、平成二十一年から二十二年度の調査で、大壁建物跡が相次いで見つかったほか、道教思想の関連が推測される桃の種を伴う祭祀跡が検出され、渡来人との関係をもった遺跡とみられている。
今回の調査は、集合住宅建設に伴うもので、今年五月から二百五十平方メートルで実施してきた。今回検出された大壁建物の時期は不明だが、周辺で見つかった土器などから古墳時代後期のものと考えられる。
大津市教育委員会は「これまで想定された古墳時代の集落の範囲がさらに東側に広がったことになる。また、今回の調査地点は南滋賀遺跡の東端に位置することから、集落の範囲がさらに東に広がる可能性がある」としている。







