明治・大正時代の日本陶磁 県立陶芸の森で14日から特別展
◇甲賀
近代日本のやきものを紹介する公立美術館巡回展「明治・大正時代の日本陶磁~産業と工芸美術~」が十四日から、県立陶芸の森(甲賀市信楽町)で開催される。会期は八月二十六日まで。
明治時代に入ると政府が進める殖産興業、輸出振興政策により、数多くの日本の陶磁器が欧米を中心に輸出されるようになった。また当時欧米で盛んに開催された万国博覧会にも出品され、高い評価を受け、ジャポニズムの機運を高め、アール・ヌーヴォー、アール・デコへつながっていくきっかけとなった。
「なるほど近代日本のやきものは、スゴい!」と銘打った同展では、<1>輸出陶磁の全盛<2>産地の自立と競争<3>デザイン・技術の新しい波<4>名工から陶芸家へ―の四テーマに分けて、輸出陶磁の全盛期である明治時代前期に海外へ輸出された日本各地の陶磁器の里帰り品を一堂に展示するほか、自立と競争の中で生まれた新たな陶磁器や、アール・ヌーヴォー、アール・デコに代表される新しい意匠・デザイン、帝室技芸員らの作品を紹介する。
一般六百円、高大生四百五十円、中学生以下無料。十七日休館。問い合わせは陶芸の森(0748-83-0909)へ。








