県立成人病センターで
◇守山
県立成人病センター(守山市)は九月一日、同センター研究所講堂で「循環器医療講座」(県民公開講座)を開催する。
成人病センターでは、心臓や足の血管の動脈硬化に対するカテーテル治療を従来から行ってきた。ステントと呼ばれる筒型の金属を血管内に埋め込んで血管を拡張・治療するのが一般的だが、従来の金属でできたステントは、折れたり、金属アレルギーの原因となったりする可能性があった。そこで、金属ではなく、将来的に溶けてなくなる生体吸収性素材で作られた新しいステントが注目されている。
このため成人病センターでは、他に先駆けて生体吸収性ステントを冠動脈治療に応用し、最近その長期成績を米国心臓病学会誌に報告した。さらに、今秋から、下肢閉塞牲動脈硬化症の治療に生体吸収性ステントを用いる治験を予定している。
そこで今回の講座では、「狭心症・下肢閉塞性動脈硬化症の診断治療・予防(最新の治療法:生体吸収性ステントを中心に)」(西尾壮示・成人病センター循環器内科医師、岡田正治・同副部長)を予定している。
成人病センターでは「患者さんやご家族を始め、こうした治療に興味のある方、さらには医療関係者まで多数の参加をお待ちしています」と話している。
なお定員は百五十人(当日先着順、事前申し込み不要)。問い合わせは、TEL077―582―5031まで。





