メガソーラー発電事業に参入
◇湖南
県内ゼネコンの(株)昭建(本社・大津市、山川守社長)は来年二月竣工を目指し、湖南市石部北二丁目の同社石部アスコン工場の工場敷地の空き地約一万七千平方メートルを利用して、年間約七十万キロワット時のメガソーラー発電所を建設することになった。
着工は九月からで、総事業費が六億~六億五千万円。関西電力に対して年間六千万円の売電を見込んでおり、十年で償却できるとしている。
同社では来年で創業九十周年を迎えるにあたり、建設業者として従来の公共事業を待つ受け身の体質からの脱皮し、経営資源を活用した新エネルギー事業への参入に乗り出すもの。
具体的には、石部アスコン工場の工場敷地(約四万六千二百平方メートル)のうち、約一万七千平方メートルを利用し、一枚三百二十二ワットの太陽電池モジュールを約五千六百枚設置。モジュール最大出力約一・八メガワットの「(仮称)昭建石部ソーラー発電所」を開設する計画だ。設計・施工は、(株)きんでん滋賀支店が行う。
年間総発電量は、約百七十万キロワット時を見込んでおり、同社のアスファルト合材四工場(石部・長浜・大阪・三重)を合わせた年間総消費電力量の約二五%に相当する。同社では、すべて売電する予定である。
また太陽電池モジュールは、東近江市の京セラ滋賀八日市工場で生産された製品を使用するもので、いわゆる地産・地消と言える。
今回の県内初のメガソーラー事業の背景について、山川社長は「年頭に建設業協会役員として嘉田知事にお会いしたとき、建設業者に対し新エネルギー事業への積極的な参入を呼びかけられたのがきっかけになった」と話した。







