10月7日告示の湖南市長選挙
◇湖南
十月七日告示、十四日投開票の湖南市長選挙は、三選を目指す現職の谷畑英吾氏(46歳)と、これに「待った」をかける前県議の生田邦夫氏(64歳)が、互角の大接戦を繰り広げている。【高山周治】
谷畑氏 新政会とのしこり解消へ
生田氏 石部テコ入れで上積み
今月二日の谷畑氏の事務所開きでは、同氏の傍らに市議はおらず、商工会関係の中川三夫氏(三貴設備工業代表取締役)、総括責任者の谷口源一郎氏(後援会会長)が陣取り、駆けつけた市議八人は支援者百五十人に紛れて見つめていた。
市議会(二十人)の与党会派・新政会八市議と無会派一市議、谷畑氏は近年、市政運営を巡って不協和音が生じ、一部市議にいたっては七月、会派を超えて対立候補を模索する動きがあった。
ところが、生田氏の出馬表明を受け、無会派一市議を加えた九市議に現職支持が固まった。果たして、雨降って地固まるか。
選対本部の要職を民間で固めたことについて中川本部長は、政党色を薄めて市全体に支持を広げるためとして不協和音説を否定。「市議は選対に入ってもらっており、市内の全自治会ごとに予定している世話人とともに、実働部隊を指揮してもらう」と意気込む。
谷畑氏は政策として、「中核病院や地域の開業医と連携して在宅医療を行う地域包括ケアの充実や、太陽光発電などの再生エネルギー収益を福祉に循環させる新しいモデルを推進する」と続投を目指す。
一方の生田氏は、投票率五〇%程度で一万一千票の攻防とみて、自民系の市議を中心に三~四人の支援を得て、平成十九年の県議選の得票六千六十一票を基礎票に、五千票の上積みを目指している。
このため七月上旬からあいさつ回りを始め、一日二十~四十戸のペースで千二百戸(十三日現在)を訪問。ミニ集会も同時期から始めて、二十人程度の規模で約三十回こなしてきた。
政策的には「合併後の課題が解決できておらず、まちに元気がない」として、地域の実情に応じた施策を展開して活性化を図るため、生活圏に応じた七ブロックごとの支所設置や、同市菩提寺と石部を結ぶ中郡橋老朽化に伴う新中郡橋の建設を掲げ、旧石部町の票吸収を図る。
二十二日には、石部文化ホールで総決起集会を開き、旧石部町のテコ入れを図る。






