支持拡大へ訴え
◇甲賀
十月七日告示、十四日投開票の甲賀市長選挙に向けて、現職の中嶋武嗣氏(64)、新人で前教育長の国松嘉仲氏(71)がこのほど、いずれも同市水口町で事務所開きを行った。
中嶋氏の事務所開き(甲賀市水口町名坂)には、同市選出の県議や市議、支援者など約三百人が駆けつけた。
この中で中嶋氏は、二期目の実績として、防災危機管理局の設置や、小学校区で設置した自治振興会など市民の声を生かす市政の取り組みなどを挙げた。
今後の施策では、▽暮らし▽インフラ▽地域の自立―をキーワードに、「三つのインターチェンジを生かし、にぎわいある街にするのが私の責務」とし、「生きてよし、生まれてよし、住んでよしの三方精神に基づき、しっかりしたまちに仕上げたい」と支援を求めた。
なお、同氏の陣営には、市議会最大会派で保守系の清風クラブ(十四人)と、公明党甲賀市議団(二人)が支援に回る。
対する新人の国松氏の事務所開き(同市水口町虫生野中央)では、市議や支援者ら二百人近くが気勢をあげた。
この中で国松氏は出馬の動機を「中嶋氏の決められない政治、トップの資質に疑問を抱き、任期中に教育長を辞した。これ以上、中嶋市政を継続してはならない思いで決意した」と訴えた。
争点では、「市長も市議会も慎重であるべき事業に投資している」として新庁舎建設計画の見直し、さらに光ケーブルによる情報基盤整備事業を採算性の観点から再検討するとした。
市議会からは、同氏を擁立した保守系会派の甲政クラブ(四人)と、正政会(三人)が陣営に入り、支援者に知名度アップへの協力を呼びかけた。








