建部に続き、能登川・五個荘でも
◇東近江
認知症の高齢者が行方不明になったことを想定した「第六回建部あったかネット訓練」が先月三十日、東近江市の建部地区で行われ、地域住民や自治会役員、民生委員児童委員、消防団員ら約百五十人が参加した。
この訓練は、建部地区の民生委員児童委員協議会長や社会福祉協議会長、自治会連合会長など十二人で構成する“建部地区あったか人情ネットワーク世話人会”(梅原崇雄代表)が主催したもので、早期かつ安全に保護するための情報伝達と声かけに加え、認知症の正しい理解を目的としている。
当日は、同地区内を四ブロックに分け、各自治会長から連絡を受けた地域住民が二~三人で一組となり、徘徊者(徘徊者役八人)情報に似た人がいないか、途中コンビニなどにも立ち寄りながら探し回った。
梅原代表は「毎年、初参加の人が多く、すそ野が広がってきて認知症への理解者が増えていると思う」と手ごたえを感じ、渡辺康雄自治連合会長も「八月二十六日には、訓練が実際に生かされた事案が起こった。早期に保護されたのも訓練の賜物」と話していた。
建部地区で始まった訓練も、今では五個荘地区(実行委員会主催で十一月二十五日実施予定)や能登川地区(地域密着型サービス事業所を中心に十月六日実施予定)、南部地区(地域密着型サービス事業所を中心に来年三月実施予定)などへも広がりを見せ、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりが着実に進められている。







