今月、市民対象に出資説明会
◇湖南
地域資源を活用、域内循環させることで、地域の自給力と創富力(富を生み出す力)を高める湖南市の「緑の分権改革」は、福祉と特産品開発、再生エネルギーの普及を絡めた、新しいまちづくりのモデルだ。そんな同市のまちづくりと連携して一般社団法人「コナン市民共同発電所プロジェクト」(福祉、環境のNPОらで構成)は、太陽光を利用した市民共同発電所初号機の設置に向け、市民からの出資を募集している。
同プロジェクトの配当と元本返還は、地域振興券で交付する。出資者には自然エネルギーの利用促進・普及だけでなく、地域活性化にも貢献してもらう。
今回の初号機は、社会福祉法人・オープンスペースれがーと運営の障がい者支援施設「バンバン」(湖南市西峰町)の屋根に設置される。
太陽光パネルの面積は二百五十平方メートルで、発電量は二十キロワット(一般家庭四世帯分に相当)。十二月中に完成する。
総事業費は八百万円で、出資は一口十万円。出資金はトランスバリュー信託株式会社(東京都)が十二月三日から二〇三三年二月末(二十年二か月間)まで管理する。
収益による出資者への配当(予想利回り=一口につき一万九千円)と元本返済は、来年十二月末から二十年間にわたって行う。
谷畑英吾市長は会見で「地域の自然エネルギーを地域の中で回す理念の条例が全国の自治体に広がれば、市民へのアピールにもなる」と話していた。
計画では、今後も市内の公共施設などでの設置を続け、三年間で三百キロワット(一般家庭六十世帯分)に拡大する。
なお、出資説明会が四日午後二時からサンライフ甲西(湖南市中央二)、十七日午後七時からサンヒルズ甲西(同市西峰町)で開かれる。問い合わせはコナン市民共同発電所プロジェクト(0748-60-2899)へ。







