第3者調査委員会
◇大津
大津市立中学の二年生男子生徒の自殺問題で、市の第三者調査委員会(委員長=横山巌弁護士、六人)が六日夜、市役所で開かれた。
会合では、自殺した男子生徒への加害行為について、市教委の資料や聞き取りによって整理されたことを確認し、事実認定を始めることにした。
加害生徒三人の聞き取りは、一人から「応じるのは難しい」との回答があったことを明らかにした。残る二人についても九日まで回答を待つ。
横山委員長は「委員会の報告書には、生徒のケアについても提言するので、生徒自身が未来をどう考えているのか、という意味でも会いたい」と話した。
聞き取りができない場合でも「今ある資料や教諭、生徒らの聞き取りで報告書は出せる」とも述べた。
さらに、市教育委員会からの資料で黒塗り部分があった問題に関しては、裁判資料を除いて全面開示を求める。
委員の一人の法政大学教授の尾木直樹氏は聞き取りで「一緒に真理解明するのが目的なのに、大人側は『犯人捜しをされるとか』『責任を追及されるとか』といって、第三者調査委員会の役割を理解していない」と批判した。
さらに「聞き取りに応じる子どもらは話をしよう、考えようとする姿勢が強い。同席する親がこんなにしっかりしていたのかと感心している。子どもたちはいじめが分かっていたのに、先生が分からなかったのが本当に不思議だ」と感想を述べた。







