探訪「平家物語・祇王祇女の里」
◇野洲
県教育委員会は二十五日、野洲市で探訪「平家物語・祇王祇女の里を訪ねて」を開催する。
今年の大河ドラマの主人公は平清盛。『平家物語』には、その清盛の寵愛(ちょうあい)を受けた白拍子(舞姫)の数奇な運命が物語られている。祇王(ぎおう)がその人で、自らが取りなした仏御前によって清盛の寵愛を失うものの、その姿を見た仏御前もまた世の無情を悟って後を追い、祇王とその母の刀自(とじ)、妹祇女(ぎじょ)とともに四人で仏道にはげみ往生するという話である。
野洲の伝承によると、この祇王は近江国野洲郡江部庄(野洲市永原・中北・北付近)の出身とされている。この地域の水田を潤す祇王井の開削も、この祇王にかかる伝説中にあり、祇王が清盛の寵愛を受けた絶頂期に、水不足に苦しむ故郷の人々にために、清盛に願い出て開いた用水と伝えられている。妓王寺はこうした祇王の遺徳をしのんで村人が建立したという。
今回の探訪では、野洲市教委や県文化財専門職員、野洲市ボランティア観光ガイド協会が同行案内し、祇王井川を眺めつつ朝鮮人街道に沿って、祇王祇女の里の文化財を詳しく訪ねる。
集合はJR野洲駅で▽A班=午前九時十五分までに集合受け付け▽B班=午前十時までに集合受け付け。解散は▽A班=午後三時頃にJR野洲駅北口▽B班=三時三十分頃にJR野洲駅北口。定員は五十人(各班二十五人、事前申し込み、先着順)。参加費は、五百円(拝観料ほか)で、受け付けで徴収する。参加費とは別に路線バス代(A班二百五十円、B班二百三十円)は降車時に各自で支払う。参加希望者は二十一日までに、必要事項の(1)氏名(ふりがな)(2)電話番号(携帯推奨)(3)居住する市町村名(4)参加する班はA班かB班か(5)この探訪イベントを、なにで知ったか―を添えて、FAX(077―528―4956)、メール(outan@pref.shiga.lg.jp)で申し込む。問い合わせは、県教委文化財保護課記念物担当(TEL077―528―4674)まで。






