精神的苦痛を自ら説明
◇大津
昨年十月、いじめを苦にして自殺した大津市立中学の男子生徒(当時十三歳)の父親が、いじめの事実関係を調べた学校のアンケート調査の開示を求めたところ、部外秘を確約させられるなど精神的苦痛を負わされたとして、大津市に対して慰謝料百万円を請求した損害賠償の第二回口頭弁論が二十五日、大津地裁で行われた。
この中で遺族側の代理人弁護士は、精神的苦痛を具体的に主張した書面を提出した。これに対して市側は「検討中」として、必要であれば次回主張する、とした。しかし、市側はこれまで、事実関係で争う構えは見せていない。
このほか、遺族側は、生徒の父親が精神的苦痛を具体的に説明する当事者尋問を申請した。内容は、アンケート調査実施や開示を学校へ求めた経緯、確約書を作成された経緯、いじめ実態を自ら調べられなくなった心理的苦痛など。
次回の口頭弁論は、来年二月十九日に行われる。






