栗東市が募金呼びかけ
◇栗東
栗東市は、岩手県陸前高田市の依頼に応えて、東日本大震災の大津波に耐えた同市、名勝高田松原の「奇跡の一本松」復元事業の募金を呼びかけている。
七万本のうち奇跡的に一本だけ助かった一本松は、復興のシンボルとして、被災地の人々を勇気づけたが、大地震を原因とする地盤沈下で海水がしみ込み、塩分過多の状態となって今年五月、枯れ死が確認された。
これを受けて同市は、今後も奇跡の一本松を復興の象徴として後世に受け継ぐため、人工的な処理を行い、モニュメントとして保存する方針を決定した。
しかし、生活再建を最優先とする同市住民に対して、多額の費用負担を求めるのは難しく、世界に向けて募金の協力を呼びかけることにした。
なお、一本松は今年九月伐採され、根については保存のため防腐処理された。上部は屋外展示に耐えうるよう、炭素繊維強化樹脂複合材料で保存処理し、枝や葉については型取りしてレプリカを作成する。来年二月中旬から現地設置作業を行う予定。
詳しくは、陸前高田市都市計画課(0192-54-2111)、または同市ホームページへ。







