3月2日
◇大津
第二回能面公募公演「天鼓(てんこ)」が三月二日午後二時から、大津市伝統芸能会館(大津市園城寺町)で開催される。全国の作家より公募した能面を使用する能面公募公演。公演の前半は、とくに優秀だった能面を数点使い、装束をつけて能の一部が披露される。後半は人気演目「天鼓」を演じる。
あらすじは、中国後漢の頃、王伯の子、天鼓は天から授かった鼓を打って人々を感動させていた。それを知った帝が、鼓を召し上げようとした。天鼓は鼓を惜しみ山中に逃れたが、ついに呂水に沈められてしまった。その後、宮中に持ち帰られた鼓は誰が打っても鳴らなかったため、王伯が招ぜられ鼓を打つことになる。王伯が亡くなったわが子を思って鼓を打つと妙音が流れ出した。心打たれた帝は王伯に褒美を与え、天鼓を弔うため、呂水の畔で管弦講を行う。やがて呂水に現れた天鼓の霊は鼓を打って楽しく舞い戯れた後、夜明けとともに消えてゆく。
出演は味方玄(しずか)、浦部幸裕、有松遼一、茂山正邦。入場は正面指定席四千円、自由席三千五百円。チケットは大津市伝統芸能会館、または大津駅、石山駅、堅田駅前の各観光案内所で販売している。問い合わせは同会館(TEL077―527―5236)へ。







