件数、負債とも大幅に上回る
◇全県
東京商工リサーチ滋賀支店はこのほど、一月の県内における負債額一千万円以上の倒産状況を公表した。それによれば件数は九件(前年同月比二・二五倍)、負債総額は十三億三千五百万円(同八・一九倍)であった。
倒産件数は前年同月に対して五件増、前月に対しても二件増(同二八・五七%増)となった。前年同月は十業種中三業種、前月も三業種のみ倒産発生したが、当月は第一次産業を含む六業種で倒産が発生するなど倒産件数を引き上げる結果となった。
負債総額は前年同月に対して十一億七千二百万円増、前月に対して十一億三百万円増(同五・七五倍)となった。前年同月は一億円以上の倒産がなく、前月も一億円が最大であったのに対して、当月は一億円超の倒産が六件発生したことが最大の要因。
一月の倒産として、件数は平成十八年度に並んで八番目、負債額は平成十三年度に次いで八番目となった。
このように、一月の企業倒産は、件数・負債額とも前年同月や前年を大きく上回る結果となった。産業別にはこれまで建設業が多くを占めていたものの、当月は業種にバラつきが見られ、負債額で見ても負債額十億円以上の大型倒産は発生しなかったが、一億円以上が半分以上を占めるといった内容であった。
倒産原因としては、引き続き破産を含む消滅型が多くを占めている。
同滋賀支店では「企業の業績も早急に好転するとは考え難く、ここ最近の動きと同様に、件数・負債額とも一進一退の状況が続く」と見ている。






