10日まで「日野ひなまつり紀行」
日野商人の足跡が色濃く残る街並みを舞台に、日野町民手作りイベント「日野ひなまつり紀行―街を巡る、時を巡る―」(日野ひなまつり紀行実行委員会主催)が開かれている。開催期間は十日まで。
六回目となる日野ひなまつり紀行は、日野町大窪から村井にかけて商家・民家・商店など二百軒以上のひな飾りを、通りから気軽に見て楽しめるのが特徴。日野祭を見学するため板塀に設えられた桟敷窓(さじきまど)越しの鑑賞は、額縁の絵画のような気品と日野にしかない風情に満ち、県内外から訪れたアマチュアカメラマンのみならず、幼い子どもの興味もひきつけていた。
ひな祭り当日の三日は、古民家の風流郷邸(旧西田邸)や歴史深い信楽院本堂でのコンサート、タイムスリップした気分が味わえる人力車運行(九、十日も運行予定)、拍子木と太鼓の音色に合わせた複数人での早打ちが圧巻の白鬚神社奉納餅つき保存研究会もちつき隊によるもちつき実演、ココクール認定の日野椀の展示・販売など、多彩な催しで活気づいた街を老若男女が行き交った。
また、伝統料理を継承する会による“ひなまつり御膳”(九、十日も千円で数量限定販売、日野観光協会で事前予約可能)や日野うどんをはじめ、そば、焼き鳥、ぜんざい、ふな焼、コロッケといったおいしい味覚が勢ぞろいし、観光客の胃袋もつかんだ。
今年は、近畿地方だけでなく、四国・中部地方からの大型観光バスでの団体客が増え、新たな動向に主催者の日野ひなまつり紀行実行委員会もイベント認知度の広がりを実感していた。
日野ひなまつり紀行の開催も残すところ六日。今週末のイベントなど詳しくは、日野観光協会(0748―52―6577)または日野ひなまつり紀行のホームページ(http://sajikimado.gozaru.jp/hinohinamturikikouhtm.html)へ。












