いきものみっけファーム滋賀推進協
◇全県
米ぬかからつくった有機肥料による米づくりを通じて、食と農の環境学習や地域活性化を図ろうと、「いきものみっけファーム滋賀推進協議会」(岡田和男会長)がこのほど、滋賀県で発足した。
同ファーム滋賀推進協では第一弾のプロジェクトとして、米穀卸の東洋ライス(東京都)が米ぬかから作った有機肥料「米の精」を使い、無農薬で育てた米を「すずか姫の金芽米プラチナ」として認証し、ブランド化を図ることになった。
財団法人日本環境協会(東京都)は平成二十三年度から、東洋精米機製作所(和歌山市)らと共同で、有機農法を進める「いきものみっけファーム」の結成を進めてきた。
昨年一月に長野県松本市、同年八月に秋田県大仙市で設立された。
さらに甲賀市土山町山内で、以前から地域の子どもたち環境学習に取り組んできた「山内エコクラブ」が参加を決め、同年十二月に「同ファーム滋賀推進協議会」を設立し、産学民官の協働による事業をスターさせる。
具体的には、米ぬかからつくった有機肥料「米の精」を使って栽培した米を金芽米として精米し、「すずか姫の金芽米プラチナ」と認証することや、減農薬については「同ゴールド」として認証するなど、独自のブランド米を育成していく。
ちなみに「金芽米」は、豊富な栄養素を残し美味しく食べやすい無洗米のことで、厳選した玄米を「サイカ式精米法」により、表面から少しずつぬか層をとり除き、金芽と亜糊粉層を残しているので甘みやコクがあり、栄養価が高いという。
同クラブの竜王真紀代表は「水田で地域の子どもたちが生き物の観察会や農業体験などを通じて、地域に元気を出してもらいたいと参加した」と語っている。
なお甲賀市土山町黒川で有機農法を体験する田んぼオーナーを四月中旬まで募集中だ。募集は一区画五十平方メートルで、二十区画を募る。参加料は二万円。自然循環型農法で作る“いきものみっけ米”を栽培し、収穫した玄米(三十キロ以上)を持ち帰ることができる。
また体験プログラムとしては、五月田植え、七月草刈り、川遊び、生きもの調査、九月稲刈り、十月収穫祭が予定されている。
問い合わせは、竜王氏(TEL090―7966―2262)へ。








