地域に密着した社会貢献活動表彰
◇全県
公益財団法人滋賀県市町村振興協会は先月二十八日、初の試みとなる「地域に密着した社会貢献活動」の表彰式を厚生会館で開いた。
日野まちなみ保全会も受賞
昨年四月から公益財団法人として再出発した同協会の自主事業で、自主的・主体的に地域に密着した社会貢献活動を展開し、まちの活性化に寄与している団体・個人を表彰することで、広く協働のまちづくり意識を高めるのがねらい。
表彰対象となる活動は、住民自治・健康福祉・スポーツ振興・環境・文化観光振興の五分野。平成二十四年十一月から同二十五年一月にかけて各市町などから対象団体・個人を募り、審査を経て三団体・一個人に決定した。
受賞したのは、日野まちなみ保全会(谷口忠臣座長)=日野町=と、スペシャルオリンピックス日本滋賀設立準備会(國松善次会長)=湖南市=、上仰木辻ケ下生産森林組合(北村宏組合長理事)=大津市=、山添善裕さん(北遊遊倶楽部事務局長)=野洲市=。
表彰式で、同協会理事長の谷畑英吾・湖南市長が「苦労もありながら、地域で社会貢献活動を地道に続けてこられたことに心から敬意を表するとともに、感謝申し上げたい。さらなる地域社会発展のため、みなさまの活動のすそ野が広がり、健康で活躍されることを祈念する」とあいさつし、受賞者に表彰状と記念品を手渡した。
近江日野商人屋敷や社寺、曳山をはじめ日野町が誇る歴史的な町並みを次世代に継承していこうと、景観修景事業にとどまらず、古民家を活用したイベントなども手掛けている日野まちなみ保全会は、平成十一年発足以来、初めての表彰を受けた。
表彰状を手にした谷口座長(77)は、「二十数年間の取り組みで少しずつすそ野を広げ、みなさんの理解と協力を得て、こういった名誉な賞につながったことがうれしい。どうしても残していかなければならない歴史文化・町並みを受け継いでいってくれる人をいかに掘り起こし、育てるかが課題。次の世代を育てていく人を育てることにも専心していきたい」と話していた。








