琵琶湖博物館でトピック展示
◇草津
琵琶湖博物館(草津市)は、人の力では統御できない地震や洪水といった災害を、中世の人々はどのように認識していたのか紹介する常設展内のトピック展示「天皇が記録した災害―花園天皇の日記から―」を開いている。六月二十三日まで。
鎌倉時代の若き天皇、花園天皇(のち上皇)の自筆日記「花園院宸記」(琵琶湖博物館所蔵)のカラーコロタイプ印刷による完全複製を展示し、天皇が災害をどのように記録していたのか紹介する。
日記では、東寺の五重塔の九輪が折れて傾くなどの被害が発生し白河周辺で死者が出た地震(一三一七年二月二十二日)や滋賀北部を震源と推定される地震で、近江から若狭にかけて被害が出た地震(一三二五年十二月五日)、政府庁舎が流され、近江国葛川(現大津市)でも田地が流出した洪水(一三二四年九月十三日)など度重なる災害が記されている。
問い合わせは、同博物館(TEL077―568―4811)へ。







