公益財団法人滋賀レイクスターズ
公益財団法人滋賀レイクスターズはこのほど、文部科学省の「平成二十五年度地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」の選定を受け、滋賀県のスポーツのすそ野拡大と底上げを図るべく、これまで築いてきた実績と人材ネットワークをフル活用した新事業を始める。
トップアスリートの巡回指導や小学校体育授業支援へ
★地域に貢献
昨年、滋賀レイクスターズは、プロバスケットボールチームの運営会社とは別組織として、さらなる公共性の追求に加え、アスリートの受け皿となる継続的な支援体制確立に向け、公益財団法人を設立。個人・法人から募った寄付を元手としたレイクス・スポーツファンドによるアスリート・団体・大会主催者への助成(一年目三十一件、二年目三十三件に助成)やスポーツ情報誌「レイクスマガジン」の発行(毎月五万部)、プロ選手による社会貢献活動を展開している。
★スポーツ人材生かす
合言葉“滋賀のスポーツを応援!”のもとに、もう一歩踏み込んだ事業として新しく取り組むのが、文部科学省から委託を受けた「地域スポーツとトップスポーツの好循環推進プロジェクト」。
平成二十三年度から文部科学省が始めた事業で、トップアスリートをはじめ優秀な技術・経験・人材を地域スポーツに有効活用することでスポーツの普及・定着を図り、地域住民の主体的な参画と活動を推進するのがねらい。
事業内容は、▽トップアスリートによるジュニアアスリート支援の実施(巡回指導など)▽地域課題解決への取り組み実践(学校と地域との連携や健康増進・体力向上・子育て支援事業など)▽小学校体育活動コーディネーターの派遣による支援(小学校の体育授業や体育的活動の計画・支援など)―の三本柱。事業全体の予算額は五億八千八百八十六万円で、全国六十一クラブが選定を受けた。滋賀県内では、公益財団法人滋賀レイクスターズと大津市体育協会総合型地域スポーツクラブのみ。
★技術・経験を継承
滋賀レイクスターズでは、プロバスケット選手やレイクス・スポーツファンド助成対象のトップアスリート(陸上競技・カヌー、ボートなど)による競技別の巡回指導を行い、提携大学および専門学校の学生を中心に教員免許取得予定者・スポーツ指導者などを小学校体育活動コーディネーターとして県内十六小学校の体育授業に派遣する。
また、地域課題解決への取り組みとして、レイクスチアリーダーズによる小中学校教員向けダンス講習会の開催(夏休み期間中に開催予定)や、障害者スポーツの振興を図る観点からもレイクス所属デフハンマー投げ・森本真敏選手=竜王町出身=による講演を実施していく。
★東近江市でも実施
東近江市内では、ミニバスケットボールチームの蒲生エンジェルスと能登川中学校バスケットボール部、滋賀学園高校チアリーディング部が、トップアスリートによる巡回指導を定期的に受ける。
公益財団法人滋賀レイクスターズ事務局で同プロジェクトリーダーを務めている釜渕俊彦さん(32)は、「滋賀には数多くのトップアスリートが存在しており、競技力を高めるためのみの支援だけではもったいない。この取り組みで、トップアスリートや指導者たちが積み重ねてきた経験・英知を、小・中・高校生へと継承していく橋渡し役を担っていきたい」と力を込める。
この事業に関する問い合わせは、滋賀レイクスターズ(077―527―6419)まで。







